多幸地蔵のお寺


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●お知らせ●

 福泉寺の境内墓所を「新高の紫苑(しおん)」といいます。紫苑とは花の名で、花ことばは「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」です。 家族の縁が薄れ、お墓の継承が続かず、墓じまいの増える現代ですが、亡くなったご親族をいつまでも大切に想い供養する場となって欲しいと願い、この度「紫苑」と名付けました。 どうぞご一報下さい。




◆ご 報 告◆

 3月22日(日)春季彼岸会を厳修致しました。コロナウィルス肺炎予防のために、参拝者の方々にはマスクを御配りし、アルコール除菌をご協力頂きました。 また、本堂の戸と窓は常に開け放ち換気して、加湿器に除ウィルスの薬にてミストをしました。法要は和尚のみが読経させて頂き、参拝者の方々には心の中での黙唱を頂きました。 大変な情勢の中ですが、ご先祖様への報恩感謝の法要を厳修出来ましたことをご報告いたします。





 9月24日(火)福泉寺にて、チベット仏教ニンマ派の高僧ケントゥル・ギュルメ・ドルジェ・リンポチェによる法話会が開催されました。 近隣遠方より沢山の方々がご参集されて、盛況裡に無魔円成致しました。




■法話(要約)■


                            翻訳 三浦順子氏

  本日、この場にお集りくださった方々は、ほとんどの方が仏教徒であると思います。仏教の開祖はお釈迦様ですから、私たちにとって真正の師はお釈迦様なのです。チベットの寺には観音・文殊・金剛手などの寂静の仏たち、それよりもっと恐ろし気な姿の忿怒の仏たち、各宗派の開祖の像など、多くの仏像がお祀りされています。しかし仏教の源はお釈迦様なのですから、朝起きたらまずはお釈迦様のこと想い、常にお釈迦様のことを念じながら日々の生活をおくるのがいいでしょう。もし可能なら、自宅にも釈迦牟尼像や仏画をお祀りし、その前に花や線香、お供物など供え、礼拝してみてください。何故礼拝するのとかいうと、私たちの心に巣くっている慢心を退治できるからです。
 お釈迦様は初転法輪の後も多くの教えを説かれました。チベット大蔵経の仏説部(カンギュル)は百八巻にのぼります。そんな広大な教えを一つの四行詩にまとめてみると

「罪はなにひとつ犯さず

ひたすら善のみを実践する

自分の心は完全にコントロールする

それが仏の教えである」

になります。
 初めの一行は「罪を犯すな」です。仏教では十の不善の行為をひかえるようにと説きます。十不善の第一は殺生です。お坊さんであろうと、俗人であろうと、仏弟子を名乗るなら殺生は避けるべきです。殺生とは単に人の命を奪わなければいいというものではありません。人だけでなく、どんな生きものであっても、その命を奪ったり、傷つけることは避けるべきです。また自ら手を下さなくても、人を使って殺させたり、他人の殺生行為を褒めたたえるのも罪なる行為とみなされます。
 一般的に仏教は声聞乗・独覚乗・菩薩乗の三つの道に分類できます。また仏教とのかかわりも、比丘・比丘尼としてのかかわり、沙弥・沙弥尼してのかかわり、在家信者としてのかかわりといろいろあるでしょう。でもどんなの道を行くのであれ、最初の教えは「他の生きものを殺すな、傷つけるな」です。
 それよりもっと広大な心を持てる人は、他の生きものに役に立ってあげることを考えてみて下さい。私たち凡人は仏や菩薩のような勇猛果敢な広い心を持っておらず、いつでも自分にこだわってしまいます。他人を慈しもうにも、せいぜい身内や親友がよいところ、仏や菩薩のように生きとし生けるものすべてに等しく慈愛の心を注ぐなどとてもできません。
 何故、私たちは他の衆生の役に立ってあげないといけないのでしょうか? 何故、利他行を行う必要があるのでしょうか? 困っている時、誰かがあなたに救いの手を差し伸べてくれたら嬉しいですよね。チベット仏教では、誰もが輪廻転生を繰り返しており、どんな生きものでも、かつてあなたの父であり、母であったはずだと考えます。だから、どんな生きものであれ、今生の恩ある両親と同じようなありがたい存在であり、もし彼らが苦しみの中にいるなら救いの手を差し伸べるべきだと考えます。チベット仏教には「ロジョン」という心の訓練法がいくつも説かれています。これは他者への思いやりの心を、菩提心を培うための方法です。
 利他の行をなすことが、結局は自分の幸せの源になるのです。逆に利己的な行動は最終的に苦しみとなって自分の身に降りかかってきます。利益追求型の経済によって環境破壊がおき、地球温暖化が促進され、次々自然災害が起きていることからも、このことは明らかでしょう。
 チベット暦の四月(西暦の五月か六月にあたる)はサカダワといい、お釈迦様の生誕・成道・涅槃月であると信じられています。多くのチベット人はこの月に殺生をやめ、肉断ちをして、喜捨などの善行を行い、お寺に参拝して、説法に耳傾けます。それは自らの内面を見つめる月でもあります。皆さまも、是非とも、そのような機会を持つようにしてみて下さい。



ケントゥル・ギュルメ・ドルジェ・リンポチェの紹介




 1972年、チベットのカム地方ニャロンに生まれる。2歳でニンマ派古刹カトク寺の転生ラマとして認定を受け、ジグメ・プンツォク法王をはじめ、多くの高僧から教えを受ける。その後、インドのミンドゥリン寺の仏教大学の全課程を終え、2010年にはケンポ(仏教博士号)を獲得、僧院大学で講師をつとめるとともに、ダライ・ラマ法王の指示のもと、西洋人の科学者との対話など、さまざまな仏教の学術促進に従事中。2019年の夏は約三か月にわたり、東京のチベット文化研究所でミパムの『獅子吼』、ロンチェンパの『心性安息』のテキストの講義を行った。








●更新情報●
 7月4日 お知らせを更新しました


●宗 派●
 黄檗宗(禅宗・臨済正宗)


●本 尊●
 阿弥陀如来


●脇 侍●
 如意輪観世音菩薩(右) 梅嶺道雪禅師(左)


●縁 起●
 享保年間(1716頃)に、黄檗宗の僧侶暁雲和尚を勧請開山に迎え、萬谷和尚が開創したと伝えられている。昔は「青雲山福泉庵」と号していた。 また異説によると、三代萬谷和尚により再建され、大眉性善(東林派祖)の法嗣梅嶺禅師が中興開山に迎えられたとも伝えられている。
 本山においては、11代目服部承薫和尚、12代鈴鹿高久和尚、13代服部承仁和尚、14代服部祖承和尚、15代赤松達明和尚、16代服部潤承(現住)が住職として記録されている。
 一方、戦時中に堺より新高に避難してきた老婆、貝島浄妙氏がいる。村人の要請をうけて福泉寺に居して、尼僧として活躍したと近隣の人々に話が伝わっている。倉庫に本氏の位牌と遺影が残っているが、剃髪していない上に黄檗の衣躰を付けずに輪袈裟を首にかけており、正式な僧籍はなかったと考えられる。
 大阪府淀川区に所在する黄檗宗寺院は自敬寺(リンク)と当寺のみである。


●歴代住職●
 開山 梅嶺道雪 嗣大眉性善 享保二酉年六月二日化
 二代 暁雲元岫 嗣梅嶺道雪 享保十巳年五月二十日化
 三代 萬谷  流 不詳    享保八卯年三月十六日化
 四代 覺禅  全 不詳    安永二巳年閏三月十二日化
 五代 袒林  燈 不詳    安永六戌年閏三月十六日化
 六代 独産如稚 嗣桂芳衍昌 寛政八辰年四月六日化
 七代 来宗眞活 嗣独産如稚 天保十四卯年二月十四日化
 八代 梅ー通香 嗣来宗眞活 不詳
 九代 黙要通斯 嗣来宗眞活 天保三年辰年二月十四日化
 十代 愍定弘信 

  明治十三年十月、十代大橋愍定和尚 試補 「青雲山福泉菴」の頁
                   黄檗文化研究所所蔵『攝津國本派世代表』

●梅嶺禅師●
 梅嶺道雪(ばいれいどうせつ)禅師(1641−1717)備前小城郡の人。7歳で郡の臨済宗広徳院梅隣禅師について修学。 明暦3年17歳に同郡西郷の三岳寺の長老について出家。万治2年に京都洛北の黄檗寺院定光庵に入り潮音道海禅師等と精進する。 寛文3年大徳寺真珠庵主と共に即非如一禅師に参詣する。その際の問答が機縁となり「梅嶺」の法名を受けて弟子となる。寛文13年には大眉性善禅師より印可・源流を受け、東林院住持、松隠堂塔主を勤めた。 正徳4年に遷化されるまでに20余ヶ寺の開山に請われた。世寿77歳。『黄檗文化人名事典』

梅嶺禅師の墨跡(福泉寺所蔵)


●年間行事●
 福泉寺では以下の行事を行っています。どなたでも自由に参加できます。皆様でお越しください。

行 事  月 日 時
春季彼岸会
次第:法要⇒法話⇒茶礼
3月 彼岸中の日曜日
午前11時より
花まつり 写真⇒ 
内容:御釈迦さんの誕生日。
誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。
次第:甘茶掛け⇒お菓子
4月8日 
午後1時より4時迄
施餓鬼会 8月7日
午前10時30分より
地蔵盆会 写真⇒   
内容:お地蔵さん(多幸地蔵尊)の縁日です。
次第:お経⇒お話し⇒お参り⇒お菓子
8月24日 
午後7時より
秋季彼岸会 写真⇒   
次第:法要⇒法話⇒茶礼
9月 彼岸中の日曜日
午後11時より

●境 内●
 福泉寺境内には本堂、庫裏、境内墓地(新高の紫苑)がございます。ご自由に御参拝下さい。※建物内部は立入不可です。



●新高の紫苑●
 福泉寺境内の墓所を「新高の紫苑(しおん)」といいます。紫苑とは花の名で、花ことばは「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」です。 家族の縁が薄れ、お墓の継承が続かず、墓じまいの増える現代ですが、亡くなったご親族をいつまでも大切に想い供養する場となって欲しいと願い、この度「紫苑」と名付けました。
 一般墓地に限らず永代供養墓等もございます。

どうぞご一報下さい。

⇒石のいがや(指定業者):06ー6852−0592

ホームページ

●電話番号●
 06―6393―9025
 072−753―2567(緊急連絡先佛日寺)


●所在地●
 〒532−0033
 大阪市淀川区新高4−6−6


●福泉寺への行き方●
 阪急宝塚線三国駅より徒歩15分
 阪急神戸線神崎川駅より徒歩15分
  公園の目の前にございます。    ※専用駐車場はございません。


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●黄檗宗のお寺●

 〇黄檗山萬福寺…京都府宇治市に所在する黄檗宗の大本山

 〇東向山自敬寺…福泉寺に最も近い淀川区に所在するお寺

 〇摩耶山佛日寺…池田市に所在する住職の正住のお寺