●境内墓地



中央 隠元禅師寿塔   右 慧林禅師寿塔


 佛日寺が現在の地に、麻田藩主の菩提所として移転創建されたのが、今から350年前である。その間、高徳の隠元禅師・慧林禅師や有徳の麻田藩主を慕い、この地を安楽の浄地と目指して、各界より桃季もの言わざれども、下おのずから蹊を成したのである。
 石塔は、単なるご遺体やご遺骨の埋葬地を示すだけのものでない。天上高くそびえたち、天界と浄地をつなぎ、過去・現在・未来の仏心往来の発心地なのである。
 墓域は、安楽浄地の玉座であって、無量寿(いのち)の継承受授を担った綿々たる前世代が鎮座し、次世代を迎え待つなつかし故郷(ふるさと)である。「倶に一処に会す」なんとうれしいことではないか。どれほど楽しみではないか。
 聖域は、安楽浄土の入口、一担入れば、そこは地蔵の体内。そこには、境界もなければ、分別もない。地続きで、万国に通ずる。そして、万物を抱き生成する。まさしく永遠の無量寿(いのち)世界なのである。
 佛日寺の境内墓地は、城址と見まがうばかりの石垣と白壁の塀、小高い丘に、ひっそりと佇む英姿、それは一無位の真人の威厳を彷彿させる。四季の風が心地よく通り抜け、陽光がまばゆいまでに照り輝く、350年の歴史と伝統を誇る白蓮開く安楽浄地なのである。



麻田藩主青木家の石塔


佛日寺境内墓地の外観
 佛日寺の境内墓地についてや、永代使用について、また永代供養についてのご相談等は、直接ご来駕を賜りたいしだいである。